タイトル:現役Webデザイナーによるお仕事体験記

サブタイトル:顧客満足度の高いサイト作り

2年半ほど前、ある会社が主催するイベントのWebサイトを制作したことがきっかけで、フリーのWebデザイナーとして働くことになりました。当時の私は特に経験もなく、プロとして売り込めるような状態ではありませんでした。それでも、経験を重ね、顧客の数も少しずつ増やしてきましたが、決して満足できる業績を上げているわけではありませんが、この仕事をしていて本当に良かったと思えるのは、お客さまに喜んでいただけた時です。
あるサイトの制作時、資料として送られてくるExcel形式のファイルをひたすらHTML形式にコーディングし、気付けば100ページを超える大規模なWebサイトになっていたことがありました。お客様は早期公開を望んでいましたので、朝から深夜までひたすらPCに向かう日々が続きました。そして、いよいよ公開となったとき、お客様から「素晴らしいホームページをどうもありがとうございました」とのお言葉をいただき、さらに、その数日後には、「サイトのお陰でお客様が増えました」とまで言っていただけたのです。その瞬間、公開に至るまでの苦労がすべて吹き飛んでしまいました。

お客様は、デザインと機能の両面で満足しないとなかなかゴーサインを出してくれません。以前、こんなことがありました。私が提示したTOPページのデザイン案をお客さまになかなか気に入ってもらえず、何度も協議を重ね、なんとかゴーサインをいただき、それ以外のページもデザインがほぼ決まりかけてホッとした頃、深夜11時に電話で「全てのページについて色を変えてもらいたい」と言われたのです。

実を言えば、それにはちょっと参ってしまい、この仕事はうまくいかないかも・・・。私には才能がないのかも・・・。と、思いかけていました。それでも、お客様の希望を快く引き受け、その通り変更した結果、「このサイトは私の自慢です」とまで言っていただけたのです。

ほとんど素人のような状態でWebデザイナーの仕事を始めて以来、滅入ってしまうこともありますし、毎回のように壁にぶつかります。それでも、この仕事を続けていきたいと強く願うのです。なぜならば、その壁を乗り越え、「顧客満足度の高いサイトを提供すること」が、私の喜びにもつながるからです。それは、2年半前も今も私の最大の課題であり、目標となっています。
株式会社アプレンダ:小林

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